【終了】福祉をかえる「アート化」セミナーin鳥取2018を開催します

福祉をかえる「アート化」セミナーin鳥取2018を開催します!

県内外で活動をしている方からお話を聞いたり活動をするうえで困っていること、作品制作の悩み、マネジメントでうまくいかないことなどをお聞きし、解決に向けてともに考えます。

また、あいサポート・アートインフォメーションセンター主催の「森羅万象 山野将志個展」などの展覧会を見ながらの作品解説をしていただきます。

アートで生きるを考える

趣旨

 

「生きることは表現すること」「表現することは生きること」——こんな合い言葉のもと鳥取で毎年アート化セミナーが開かれています。全国各地の障がいのある人の芸術文化に関わる人たちが集まり、考え方を深めたり、情報を共有したり、アイディアを分かち合ったりして高め合っています。ほんものの才能はいろんな形で現れる。いくつもの顔を持っている。こんな共通認識のもとで、それらの引き出し方について、あつく話し合っています。今、障がいのある人のアートをめぐる環境は目まぐるしく変化しています。各地で展覧会の開催や、デザイン化された新しい商品の開発、芸術を労働にしていく活動なども盛んに行われています。今回のセミナーでは、そんな状況の中であらためて、人が生きることと表現することについて一緒に考えたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。

◇日時

 

2018年3月10日(土)

13:30~17:00 (受付・開場は13:00から)交流会:18:30~

 

2018年3月11日(日)

10:00~16:00 (受付・開場は9:30から)

 

 

◇会場

 

とりぎん文化会館 展示室 〒680-0017鳥取市尚徳町101-5 MAP

 

 

◇参加費

 

両日参加・3,000円 1日参加・1,500円 *交流会・一律3,000円

 

 

 

 

対象:鳥取県、近隣県の社会福祉施設職員・学生・アーティスト・デザイナー、そのほか関心のある人

 

定員:100

 


登壇者 

 

播磨 靖夫  一般財団法人たんぽぽの家理事長 / 奈良県 
原田 啓之  医療法人清明会障害福祉サービス事業所PICFA施設長 / 佐賀県 
岡部 太郎  一般財団法人たんぽぽの家 / 奈良県 
中島 香織  一般財団法人たんぽぽの家 / 奈良県 
山根 大樹  NPO法人おりもんやスタッフ / 鳥取県 
水野 浩世  株式会社YELLOW / 大阪府 
鯵坂 兼光  有限会社スカイ/ギャラリーitohen代表 / 大阪府  
中島 諒人  演出家、鳥の劇場芸術監督 / 鳥取県 
大井 卓也  一般財団法人たんぽぽの家 / 奈良県 

◇プログラム (1日目)

 

1 3:00~ 13:30  受付・開場

 

 

1 3:40 ~ 14:30 [50min] 

基調講演1「人間が人間として幸せに生きられる社会の創造」

播磨靖夫(一般財団法人たんぽぽの家理事長/奈良)

アートは人間の生命の根源に深く降りていく。なかでも障がいのある人たちのアートは「人間とは何か」を問いかけてきます。私たちはその根源的な問いにどう向き合えばいいのでしょうか。

 

 

1 4:30 ~ 15:20 [50min] 

基調講演2「アートを仕事にすることを考える」

原田啓之(医療法人清明会障害福祉サービス事業所PICFA施設長/佐賀)

原田さんは、これまでに福岡県にある「アトリエブラヴォ」で展覧会の開催やグッズの開発などに関わって、アートを社会につなげる活動に取り組んできました。2017年夏に立ち上げたPICFAで新たに取り組む、福祉とアート、福祉と医療を繋げる活動についてお話します。

 

 

15:20~ 15:30 休憩

 

 

1 5:30 ~ 16:00 [30min] 

レクチャー「何度でも学びたいアートと権利」

岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家/奈良)

著作権に関しての基本知識を学びます。

 

 

1 6:00 ~ 17:00 [60min] 

「失敗から学ぶアートマネジメント/障がいとアートの相談室」

ファシリテーター:中島香織(一般財団法人たんぽぽの家/奈良)

参加者の皆さんからあらかじめ、活動をする上で困っていること、作品制作の悩み、マネジメントでうまくいかないことなどをお聞きし、解決に向けて共に考えます。ファシリテーターの過去の失敗事例などをもとに、明るく前向きに議論します。

 

 

17:00 終了

 

 

1 7:10 ~ 17:40 [30min] 

オプション レクチャー「山野将志がYAMANO MASASHIになるまで」※セミナー終了後に行いますのでご自由にご参加ください。

描くことが好きだった少年がいかにしてアーティストになったのか。いつも身近に接しているスタッフが会場内で展示している「森羅万象:山野将志個展」の解説を行います。

 

 

18 : 30 ~ 20:30 交流会(希望者のみ・別途参加費)


◇交流会 18:30~

 

10日(土)のプログラム終了後、講師との交流会を開催いたします。ご参加ご希望の方は伏せてお申し込みください。交流会のみのご参加も受け付けております。

 

 

会場:cafeSOURCE 〒680-0832 鳥取県鳥取市弥生町 227 グレースビル2F MAP

 

会費:3,000円(当日、セミナー受付または交流会受付でお支払いください)


プログラム (2日目)

 

9:30~ 10:00  受付・開場

 

 

1 0:00 ~ 10:50 [50min] 

事例1「地域の活動から学ぶ~おりもんやの挑戦」

山根大樹(NPO法人おりもんやスタッフ/鳥取)

米子を拠点に活動する「おりもんや」。天然素材にこだわる妥協のないモノづくりが、県内外でファンを増やしています。ものづくりに対する情熱と日々の実践の様子を共有します。

 

 

10:50~ 11:00 休憩

 

 

1 1:00 ~ 11:50 [50min] 

事例2「表現する:誰もが参加できるアトリエ」

水野浩世(株式会社YELLOW/大阪)

自身もアーティストであり、障がいのある人の創作活動を支援している水野さん。誰もが表現を楽しむためのノウハウを日々蓄積しています。創作する力を引き出し、表現を楽しむ場づくりについて共有します。

 

 

12:00~ 14:00 休憩

 

 

1 3:00 ~ 13:40 [40min] 

ギャラリートーク  ※休憩時間の中で行いますのでご自由にご参加ください。

ギャラリー「鳥たちのいえ」で開催中の、「モノが物語る意匠の文化史展」の解説をします。会場:ギャラリー「鳥たちのいえ」(鳥取市本町1丁目201ミュトスビル)MAP

詳細はこちら≫
 

 

1 4:00 ~ 14:50 [50min] 

事例3「伝える:地域の中のギャラリー」

鯵坂兼光(有限会社スカイ/ギャラリーitohen代表/大阪)

地域で長年ギャラリーを運営する鯵坂さん。障がいのあるなしに関わらず、良いアートを紹介するという意気込みと、地域の人たちの憩いと学びのスペースとして、開かれた場のあり方をお話します。

 

 

14:50 ~ 15:40 [50min] 

トーク「コミュニケーションを豊かにする演劇の力」

中島諒人(演出家、鳥の劇場芸術監督/鳥取)聞き手:大井卓也(一般財団法人たんぽぽの家)

鳥の劇場がたちあげた「じゆう劇場」は、障がいのある人とない人が一緒に舞台を作っています。ひとりひとりの魅力が、演劇で自然と立ち上がってくる。その工夫を聞きます。

 

 

15 : 40 ~ 16:00 [50min] 質疑応答、まとめ

 

 

16:00 終了


主催

 

主催:あいサポート・アートインフォメーションセンター

企画協力:一般財団法人たんぽぽの家

申し込み先

 

あいサポート・アートインフォメーションセンター

〒682-0821 鳥取県倉吉市魚町2563 TEL/FAX:0858-33-5151 ※土日祝休み 

E-mail:info.artcenter@ncn-k.net

 

 

電話、ファクシミリ、Eメール、郵送にて、①お名前②電話番号③ご住所④ご所属・ご職業等⑤交流会参加希望の有無⑥手話通訳・要約筆記希望の有無⑦参加希望日をご記入のうえ、上記お申し込み先までご連絡ください(お申し込みは先着順とし、定員に達し次第終了いたします)。ホームページより、申込用紙をダウンロードいただくこともできます。

*お預かりした個人情報は本セミナーの受付事務のみに使用いたします。